脊損で車いす生活になった47歳男性からの相談です。
<疾患や困りごとの内容>
事故で脊髄損傷を受傷。
車いすの生活になり、両上肢に麻痺や拘縮が残った。
車いすに乗ったままで自分でトイレに行きたい。
<製作にあたってのポイント>
ズボンの前方2か所に切り込みを入れ、膝下辺りまでにファスナーを付けることで、座った状態で前をオープンにでき、集尿器を使用しての排泄が可能になりました。
また、ファスナーを下げたときにズボンの後ろの部分が下に落ちないように、ゴムベルトを付けました。
※市販で両脇がファスナーになったズボンはありましたが、車いすに座った状態で脇のファスナーを上げ下げすることはかなり難しかったそうです。