今回、石川県内在勤の作業療法士・理学療法士の方を対象に「ハンドル形電動車いす支援に関するアンケート調査」を実施しました。たくさんの方にご協力いただきまして、ありがとうございました。
ご協力いただいたアンケート調査の結果をご報告させていただきます。
高齢者の移動手段として知られるハンドル形電動車いす(以下、電動カート)ですが、リハビリテーション専門職(以下、リハ職)の介入は少ないと報告されています。
昨年、地域包括支援センターの相談員を対象に「電動カート導入に関するアンケート調査」を行った結果、全体の90%以上もの相談員が電動カート導入相談に不安を感じており、その不安要素として「事故リスク」や「能力評価への不安」を挙げていました。この結果から、心身機能や生活、環境を包括的に評価ができるリハ職が電動カート支援に介入することで、電動カートの導入相談を受けた際の相談員の不安を軽減でき、より良い相談支援につながるのではないかと考えています。
このアンケート調査は、リハ職が「電動カート支援についてどのように考えているか」を調査し、電動カート支援を行いやすくすることを目的として実施します。
調査期間:令和4年11-12月
調査対象:石川県内在勤の作業療法士・理学療法士
調査方法:記述と選択によるアンケート方式
実施主体:社会福祉法人金沢市社会福祉協議会 金沢福祉用具情報プラザ
実施協力:公益社団法人 石川県作業療法士会、公益社団法人 石川県理学療法士会
回 収 率:10.1%(205/2,034名) ※OT 150/876名 PT 55/1,158名
実務経験年数:Table1参照
職場圏域:Table2、Chart1参照
※下記よりダウンロードいただけます。
「電動カートに関する研修会や動画配信についてのアンケート」へのご協力をお願いします
※アンケートは30秒程度です。